Hiroko Murayama

良い一日を願って、毎朝一枚の写真を。~ patrone ~



「静かな時をよりいっそう大切にしたい」 - Feb 11, 2016


フィルムカメラで撮影しています。
カメラは、父の使っていた[Mamiya/Sekor 500DTL]というアナログカメラ。
撮った写真をこちらに毎朝1枚、載せています。

作品制作の過程では、心の内面に強く感じる、
儚さや切なさを写真にしていく作業を続けてきましたが、
このPatroneでは、
「心地よく1日をはじめられる写真」ということを胸に置いて撮影をしています。

それは、内に向かっていく作業が、自分の中でひと区切りしたということと、
儚さや切なさを通り抜けたところに、心地よさがあるということを、
実感するようになったからかもしれません。




「空と小川とサルビアの蜜の味」 - Feb 10, 2016



私の子供の頃の写真は、主に父が撮影してくれました。
Mamiya/Sekor 500DTLで撮った写真は今でも私のアルバムにたくさん入っています。

このカメラが発売されたのは、1968年7月。
父は、母との新婚旅行にこのカメラを持って行きました。
それから約40年という時が流れた今、
娘の私が、同じカメラで写真を撮れるというのは、感慨深く、嬉しいことです。







Mamiya/Sekor 500DTLを初めて触ったのは、18歳のころーー

内臓の露出計の使い方を父から教わり、
最初に撮ったのはガードレールの上についている黄色くて丸いリフレクター。
モノクロフィルム、同じ構図で、2枚撮りました。

1枚目は手前のリフレクターにピントを合わせ、
2枚目はその奥にあるリフレクターにピントを合わせて。
絞りはF2.0の開放で。

仕上がった2枚の写真を見比べて、
ピントを合わせる位置によって変わる、奥行きや立体感に感動したのを覚えています。

このことがきっかけで、私は写真というものの魅力に吸い込まれて、
写真家になりました。




「良心の平安を与えられますように。」 - Jan 2, 2016




【Patrone】では、思い出のカメラを手に、
自分自身の写真の原点と心を通わせ、新しい物語を綴ってみたいと思います。

siteを見てくださる皆さんにも、
ゆっくりとお付き合いいだだければ嬉しいです。


http://filmpatrone.tumblr.com/