Hiroko Murayama

無人の販売所



自宅の近くを散歩していると、たくさんの無人販売所を見掛けます。

野菜やお花、お米、フルーツなんかも売られていて、もちろん、買うこともよくありますが、
誰もいないしーんとした小屋の様な所に、それらしい趣で品物が陳列されているのを見ると
なんだか心が落ち着きます。

いくつかの無人販売所をよく観察してみると、それぞれ個性があっておもしろい。

野菜が丁寧にビニールで包まれている所もあれば、カゴにころんと置かれているだけの所があったり、畑の匂いのぷんぷんする泥つきネギや人参なんかが置いてある場所もあります。

値札は、生産者の方が手書きで書いていらっしゃることが多いみたいですね。

小屋の雰囲気、作られている物、陳列の仕方、手書きの値札をぐるっと見て、
このお花や野菜を作っているのは、どんな人だろう??と想像します。

女性で60代くらい。可愛らしくて明るい感じの人。。。
少しシャイでお掃除好きなおじさんかな。。。

箱にお金を入れ、気に入った品物を抱えて、
さらに想像を膨らませながら自宅までの道程を楽しむ。

顔は見えないけれど、そこにある雰囲気からその人が見えてくる。

・・・写真もそうかもしれないなと思う。

私が撮った写真を誰かが見て、この写真を撮ったのは、
どんな人だろうって想像しているところを思い浮かべてみる。

実際とそう違わない私を想像をしてもらいたい気もするし、全然別の村山玄子を
想像をしてもらいたいような気もする。

今日は、お天気もいいし、素直で気持ちの良い写真が撮れたらいいな。






公園にあった子供が残したケンケンパの跡。 好きな人っていうのは、やっぱり好きな人の名前を言わなきゃいけないのかな。